夏の終わりに～咲き誇る百日紅に思う

タグ：精神的健康経営者の心

オールフォーワングループ代表、國松偉公子です。

夏の花、百日紅(サルスベリ)の花言葉、ご存知ですか？

「雄弁」です。

枝先に咲き誇る華やかな咲き方、

枝を揺らすと花や葉が盛んに

おしゃべりしているように見えるのも

その由来のようです。

最盛期は7、8月。

気温が高くなっているせいか、

元々生命力があるからなのか、

9月も下旬だというのにまだ咲いていたりします。

・・・・・・・

2年前の8月のこと、

私が後見人をしている方の広大な土地を

市に売却することになりました。

そこにはたくさんの百日紅の木が植わっていて、

花は満開状態です。

更地にして引き渡すことになったため、

その木々を伐採することになってしまいました。

昨日まで雄弁に咲き誇っていた百日紅が

一瞬にしてなくなってしまう・・・

・・・・・・・

私は7年前の10月に母を、

その5ヶ月後に父を亡くしました。

菩提寺の住職が葬儀の際、

2回とも「白骨の章」を読んでくださいました。

「白骨の章」とは

昨日まで元気にしていた人が今日亡くなって、

そして焼かれて白骨になり骨壺に収まる、

そんなことがあるから

今を大事に今日を大事にして精一杯生きなさい、

という教えを説いているんだそうです。

百日紅を見るたび、「白骨の章」を思い出し、

今をしっかりと生きなければと私は胸に刻みます。

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