東風吹かば

新年あけましておめでとうございます。

オールフォーワングループの有田です。

皆さんはどのような年末年始を過ごされたのでしょうか?

私事ですが、我が家には今年受験を迎える長男がいます。

一方で、年に2回、孫に会うのを楽しみにしている彼の祖父母が北九州に居ます。

コロナ禍も4年目になります。

お互いに感染対策を心がけながら、帰省して過ごしました。

写真は年末にお参りをした太宰府天満宮の本殿です。

此処に祀られている菅原道真は何故、学問の神様と言われているのでしょうか。

ご存じの方も多いとは思いますが、菅原家が代々学者の家系であったこと、

道真公が大変な秀才であり、

若くして文章博士（もんじょうはかせ）の登用試験に合格したことが由来とのことです。

学者の身分でありながら時の天皇に重用され、

右大臣の位に上りつめたことに嫉妬心を抱いたライバル藤原氏の謀略により、

当時栄えていなかった太宰府の地に左遷された道真公は、不遇の晩年を過ごしました。

亡くなった後、京の都で雷や疫病、火災など天変地異が続いたことから、

道真公を祀る神社が建立されました。

天満宮とは、道真公の怒りや怨念が天に満ちたと表されたことを由来とするそうです。

そんな道真公ですが、生前の優れた功績から学問の神様として各所に祀られ、

没後１１２０年経った現代でも、

多くの人々から熱心に手を合わせてお参りされています。

東風吹かばにほひおこせよ梅の花　主なしとて春な忘れそ

道真公が愛でた梅の花が満開に咲く頃、

無事に長男が志望校に合格するよう祈願しました。

今年1年が、皆さんにとってよりよい年になりますように、お祈り申し上げます。

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