オールフォーワングループ メンバーブログ
映画のたしなみ
こんにちは。
オールフォーワングループの笠井です。
趣味は?と問われれば以前は間違いなく「映画鑑賞」と答えていました。
映画館でひとり鑑賞。スケジュールを確認していかに効率良く感動をゲットするか、はたまた、どの作品の余韻を大事にするかを考え順番を決め、1日3本観は当たり前。新作は公開と同時にいち早く観る勢いでした。
映画好きの始まりは、昔むかし・・・実家の外壁に映画館のポスターの看板を貼るお礼?に新作が公開になるといつも2枚ずつご招待券を貰っていたという(恵まれた?)環境だった影響が大きいと思っています。当時、家族は殆ど観に行くことは無く、せっせと映画館へ足を運んだのはなぜか私だけでした。
今のようにシネコンなんてありません。でも、レトロな趣の造りは劇場と呼ばれるような、まさに小さくても特別な空間でした。地方の場合は2本立てで上映されることが多く、チケットや招待券は、支配人と呼ばれる係の方が1枚ずつ半券を手でちぎり返してくれた、いわゆる「手もぎ」でした。
我が家では幸いなことに洋画、邦画2館のポスターを掲示していましたから、某まんがまつりもロッキーも全て無料。けれど、その頃洋画の吹き替え版はあまり多くは無かったので小学生の頃から観るのは字幕でした。ほぼ雰囲気を読む感じでしたが映像を頭に入れながら字幕を拾うように読む技が鍛えられました。
中学生になると字幕は文字数が限られているため、適切な言葉を選択する翻訳家の偉大さに感心し、益々映画にはまりました。そういえば、「ジョーズ」を観てからは海で泳げなくなりましたし、人生初めて劇場で2度観したのは「帝国の逆襲」でした。(実は同じ作品を3度鑑賞することもままありました)
今は、公開された作品もすぐテレビやネットで手軽に観ることができるようになりました。ドラマから劇場版になることも多く、上映の回転率もどんどん早まっているように感じます。コロナ禍になってからは少しずつ足も遠のき、通う頻度は以前に比べるとダダ下がりです。「趣味です!」と堂々語れるほど最近は観に行っていないし、3本観する体力も無くなってきました。でも、やっぱり『好き』は変わらないかな…と改めて実感。
いやぁ、映画って本当にいいものですよね~★
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