オールフォーワングループ メンバーブログ
「やっておけばよかった!」という後悔をしないために
読者の皆様、こんにちは。
毎日寒いですがいかがお過ごしですか?
オールフォーワングループの本間です。
先日、ウチの母がとうとう警察のお世話になってしまいました。
なんと!バスで買い物に行った帰りに
バス停を降りたところで道がわからなくなってしまったようです。
通りがかりの親切な方が警察に連絡してくださり
寒空の下、寒さに凍えることなく
警察署の中、暖かく過ごせておりました。
事故に巻き込まれたのでなく、迷子でよかったです。
以前から物忘れすることは頻繁にありましたが
自分が誰だかは理解しているし
私のことも忘れていないし
自分の家だということもきちんとわかるので
認知症については実はあまり心配していませんでした。
その私の無知が禍し、母の認知症を進ませてしまっていました。
このことをきっかけに認知症専門ケアのクリニックに通うこととなり
認知症の進行を抑えるお薬があることを知り
今はそのお薬に慣れるために毎日1錠の半分づつ服用してもらっています。
さて、国松司法書士法人では
「認知症対策の家族信託」お客様にご案内することがございます。
自分が認知症になる前に
あらかじめ、自分の財産を管理してくれる家族を誰か決め
万が一認知症になったあとは
その家族が代わりに財産を管理、
収益は認知症の親が受け取ることとする、
という内容の契約をしておくのです.
上記は認知症対策で行われる家族信託契約の一例です。
たとえば、父が認知症になった場合に
長男が父所有アパートの管理業務を父の代わりにする権限
また、父所有の不動産を父の介護費用のために売却する権限等
こういったことを契約し
あらかじめ登記しておくことによって
スムーズに事を運ぶことができるのです。
家族信託契約は遺言書的な役割を果たす内容を盛り込むこともできます。
すなわち、自分が所有している財産について
自分の死後、誰に帰属させるかを盛り込むことも可能なのです。
契約なので遺言書にするよりも柔軟な内容とすることができるのも
家族信託契約の利点かと思います。
家族信託についてもっと聞いてみたいと思われたら
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